横持ちとは?発生する5つの原因と3つの削減方法
横持ちとは、直送できるはずの荷物をいったん別の拠点に経由させて動かす、余分な輸送のことです。現場では「寄り道」に近い扱いを受け、社外へ支払う運賃として表に出にくいため、発生していること自体が見えにくい輸送でもあります。本記事では、横持ちの意味と縦持ちとの違い、発生する5つの原因、コストの内訳、削減する3つの方法を順に整理します。この記事を読めば、自社で横持ちがなぜ発生しているのかと、どこから手を付ければ減らせるのかがわかります。荷主企業の物流担当者と物流会社の管理者に向けて、物流DXパートナーのHacobuが解説します。
横持ちとは|物流での意味と読み方
横持ちとは、物流において拠点間で荷物を水平方向に動かす輸送を指し、読み方は「よこもち」です。現場では「横持ち運賃」「横持ち作業」という形でも使われます。ここでは横持ちの定義、混同されやすい縦持ちとの違い、建設業や引っ越しで使われる横持ちとの違いを、順に分けて説明します。
横持ちの定義
横持ちとは、出荷元から届け先まで直送せず、途中の拠点を経由して荷物を動かす余分な輸送のことです。倉庫から倉庫、物流センターから物流センターへと荷物を移す社内の輸送が代表例で、荷物の持ち主は変わらず、置かれている場所だけが変わります。たとえば、関東の拠点にある在庫を関西の拠点へ移し、そこから届け先へ配送する場合、関東から関西までの区間が横持ちにあたります。届け先から見れば通過点が1つ増えただけで、荷物の価値は増えません。横持ちは最短距離ではなく拠点を経由する「寄り道」であり、経由する回数が増えるほど費用と時間が積み上がります。

縦持ちとの違い
縦持ちと横持ちの違いは、荷物を動かす方向です。縦持ちは建物の上下方向に荷物を運ぶ作業を指し、横持ちは拠点間を水平方向に荷物を動かす輸送を指します。同じ「持ち」という言葉が付くため混同されやすいものの、動かす方向も、使う手段も、費用の性質も異なります。違いは次のとおりです。
| 項目 | 横持ち | 縦持ち |
|---|---|---|
| 動かす方向 | 拠点から拠点への水平移動 | 建物内の上下移動 |
| 主な手段 | トラックなどの車両 | エレベーター・階段・人手 |
| 発生する場所 | 倉庫・物流センターの間 | 建物内・現場内 |
| 主な負担 | 輸送費とドライバーの拘束時間 | 荷役の作業時間と人手 |
荷主企業の物流担当者が扱う課題は、ほとんどが横持ちです。縦持ちは建物内の荷役の話であり、輸配送の計画とは切り分けて考えてください。
建設業・引っ越しでいう「横持ち」との違い
建設業や引っ越しでいう横持ちとは、トラックを着けられない場所で、車両から現場までの距離を人手で荷物を運ぶ作業を指します。物流の横持ちが拠点間の車両輸送を指すのに対し、建設現場や引っ越しの横持ちは、同じ敷地内の手運びを指す言葉として使われます。同じ言葉が別の作業を指しているため、見積書や作業指示で「横持ち」と書かれていた場合は、どちらの意味かを確認してください。本記事では以降、物流の横持ち(拠点間の輸送)に絞って解説します。
横持ちが発生する5つの原因
横持ちが発生する原因は、拠点の分散、拠点ごとの在庫の偏り、トラックの確保難、繁忙期の荷物の集中、そして拠点間の在庫と配車が見えていないことの5つに整理できます。前の4つは現場で起きている現象ですが、5つめは管理の問題です。それぞれを順に見ていきます。
原因1|物流拠点が分散している
横持ちの最も基本的な原因は、物流拠点が分散していることです。拠点が増えるほど、拠点と拠点を結ぶ移動の組み合わせが増え、どこかの拠点で足りないものを別の拠点から運ぶ機会も増えます。拠点が2カ所であれば往復の1経路ですが、5カ所になれば拠点間の経路は10通りになります。販売エリアの拡大や事業の統合によって拠点が増えた企業では、輸配送の設計を見直さないまま拠点間の移動が積み上がっていることが少なくありません。
原因2|拠点ごとに在庫が偏っている
在庫が拠点ごとに偏っていると、横持ちが発生します。ある拠点で在庫が不足し、別の拠点に余っているとき、欠品を避けるために在庫を移す必要が生じるためです。たとえば、特定エリアで急な受注が入り、その地域を担当する拠点の在庫が足りない場合、在庫を持っている拠点から荷物を回すことになります。この輸送は売上に直接つながらず、在庫を正しい場所に置けていなかった結果として発生する輸送です。需要予測と在庫配置の精度が低いほど、横持ちの回数は増えます。
原因3|配送できるトラックが確保できない
目的地まで直送できるトラックを確保できないときにも、横持ちが発生します。届け先まで走れる車両が見つからない場合、いったん別の拠点まで運び、そこで積み替えて配送するという二段構えを取るためです。長距離の区間や、特定の車格が必要な荷物では、直送できる車両を当日中に押さえられないことがあります。トラックのドライバー不足によって車両の確保が難しくなるほど、直送を諦めて経由させる判断が増えます。
原因4|繁忙期に荷物が集中する
繁忙期に荷物が集中すると、横持ちが発生します。特定の拠点に入る荷物が保管能力や荷役能力を超えたとき、あふれた荷物を近隣の拠点や一時保管先へ逃がす必要があるためです。季節性の強い商材では、出荷のピークが年に数回の短い期間に集中し、その期間だけ拠点の容量が不足します。一時的な対応として始めた拠点間の移動が、翌年以降も前提として残り、恒常的な横持ちに変わることもあります。
原因5|拠点間の在庫と配車が見えていない
横持ちが減らない最大の原因は、拠点間の在庫と配車の状況が見えていないことです。原因1から原因4は「起きてしまった現象」ですが、この原因は「起きていることに気づけない」という管理の問題です。横持ちは自社の拠点から自社の拠点への社内の移動であるため、社外に支払う運賃として計上されず、通常の運賃管理から漏れやすい性質を持ちます。その結果、「先月、横持ちが何回発生したか」「そのうち何回が在庫の偏りによるものか」を答えられない企業が少なくありません。回数と理由が記録されていなければ、削減の効果も測れず、改善は現場の感覚に任せたままになります。横持ちを減らす前提として、まず発生の実態を数えられる状態にすることが必要です。

横持ちがもたらす4つのデメリット
横持ちがもたらすデメリットは、輸送コストの増加、納品までの時間の延び、トラックドライバーの拘束時間の増加、そして物流効率化法の特定荷主の判定で貨物重量が積み上がることの4つです。前の3つは本来は不要な区間を走ることから、4つめは法律上の集計方法から生じます。それぞれを順に説明します。
輸送コストが増える
横持ちが増えると、輸送コストが増えます。本来なら走る必要のない区間を走るため、その分の燃料費、ドライバーの人件費、車両の稼働コストが上乗せされるためです。自社の車両で運ぶ場合は社内の費用として、傭車を使う場合は運賃として費用が発生します。同じ荷物を届けるために2区間を走れば、直送の場合と比べて走行距離と稼働時間はおおむね2区間分になります。横持ちは売上を生まない輸送であるため、増えた費用はそのまま利益を押し下げます。
納品までの時間が伸びる
横持ちが発生すると、納品までの時間が伸びます。拠点を経由する分だけ移動距離が増え、さらに経由拠点での荷降ろし、保管、積み直しの時間が加わるためです。経由が1回増えると、走行時間だけでなく、入庫と出庫の処理を待つ時間も加わります。リードタイムが伸びると、納期に対する余裕がなくなり、受注から出荷までの締め時間も前倒しになります。結果として、急な受注や出荷変更に対応しにくい体制になります。
ドライバーの拘束時間が増える
横持ちが増えると、トラックドライバーの拘束時間が増えます。横持ちが1回増えるたびに、バース(トラックを接車する場所)に付ける回数も増え、そのたびに接車の順番を待つ時間が発生するためです。走行時間そのものよりも、待っている時間が拘束時間を押し上げることも珍しくありません。拘束時間が延びれば、1日に走れる便数が減り、同じ輸送量を運ぶために必要な車両とドライバーの数が増えます。荷待ちの構造と改善の打ち手については、次の記事で詳しく解説しています。
関連記事:トラックの荷待ち時間とは?発生原因と改善・削減方法
特定荷主の判定で貨物重量が積み上がる
横持ちが増えると、物流効率化法の特定荷主の判定で、集計する貨物重量が想定より大きくなります。物流効率化法では、外部の運送事業者に委託して運んだ貨物の重量を輸送ごとに集計するため、同じ荷物でも拠点間を移動するたびに重量がカウントされるためです。たとえば、自社工場から自社倉庫への横持ちで5万トン、自社倉庫から取引先への配送で5万トンを運んだ場合、取引先に届けた荷物は5万トンでも、横持ちを含めた合計は10万トンとなり、特定第一種荷主の基準である年間9万トンを超えます。なお、横持ちの1区間を発送側と受取側で二重に計上することはなく、区間ごとに1回ずつ数えます。自社の白ナンバー車両で運んだ分は対象外ですが、外部に委託した横持ちは「自社拠点間の移動だから対象外」にはなりません。「生産量や出荷量は9万トンに届かないから関係ない」と判断している企業ほど、横持ちの重量を含めて集計し直す必要があります。

横持ちコストの内訳|何を足し合わせると横持ちのコストになるか
横持ちのコストは、直接かかる費用と、運賃に現れない見えにくい費用を足し合わせたものです。多くの現場では前者だけが把握され、後者が計算に入っていません。そのため「横持ちは多少発生しても仕方がない」という判断になりやすく、削減の優先順位が上がりません。ここでは横持ちのコストを2つに分解し、何を足し合わせれば全体像になるのかを示します。金額の相場は距離・車両・時間で大きく変わるため、本記事では費目の分解に絞ります。
関連記事:物流コストの削減方法18選
直接かかる費用
直接かかる費用とは、横持ちの1回ごとに支払いや稼働が発生する費目です。自社車両で運ぶか傭車を使うかで発生の形は変わりますが、対象となる費目は次のとおりです。
- 燃料費:経由によって増えた走行距離に対して発生する費用
- トラックドライバーの人件費:走行時間と待ち時間を含む拘束時間に対して発生する費用
- 車両の稼働コスト:減価償却、タイヤや部品の消耗、整備にかかる費用
- 傭車を使う場合の運賃:協力会社に横持ちを依頼したときに支払う運賃
- 高速道路料金などの実費:経由区間で追加で発生する通行料
これらは記録に残りやすい費目です。ただし自社車両で運んだ場合は社内の費用として埋もれ、横持ち単位で集計されていないことが多くあります。
見えにくい費用
見えにくい費用とは、運賃としては現れないものの、横持ちのたびに確実に発生している費目です。横持ちは自社の拠点間を動かす社内の移動であるため、外部に支払う運賃として計上されないことが多く、この部分が計算から落ちます。対象となる費目は次のとおりです。
- 荷降ろしと積み直しの作業時間:経由拠点で発生する荷役の人件費
- 接車を待つ時間:バースが空くまでの待ち時間と、その間の車両とドライバーの拘束
- 検品の手戻り:数量差異や伝票の不一致が見つかったときの確認と修正の工数
- 破損・汚損のリスク:荷物を触る回数が増えることで高まる事故と、その対応にかかる費用
- 在庫情報の更新と修正の工数:拠点間で在庫を移したことをシステムに反映する作業
直接かかる費用と見えにくい費用を足し合わせて初めて、1回の横持ちが自社にいくらの負担を生んでいるのかが見えます。まずは横持ちの回数と、経由拠点で発生した作業時間を記録することから始めてください。

横持ちを削減する3つの方法
横持ちを削減する方法は、拠点と在庫の配置の見直し、共同配送や帰り便の活用、そして拠点間の輸送を可視化して計画に組み込むことの3つです。効果の大きさと着手のしやすさは方法によって異なります。それぞれを順に説明します。
方法1|拠点と在庫の配置を見直す
拠点と在庫の配置を見直すことは、横持ちに対する最も根本的な対策です。拠点を集約すれば拠点間の移動そのものが減り、在庫を需要のある場所に置けば、欠品を埋めるための移動が減るためです。具体的には、拠点ごとの出荷実績と在庫回転を突き合わせ、在庫の置き場所と保有量を組み替えます。出荷が集中するエリアに在庫を厚く持ち、出荷の少ない拠点の在庫を薄くするだけでも、拠点間で在庫を回す回数は減ります。ただし、拠点の再編は契約、人員、システムの移行を伴うため、時間と費用がかかり、すぐには実行できません。中期の計画として進めながら、並行して次の2つの方法で足元の横持ちを減らすのが現実的です。
方法2|共同配送や帰り便を活用する
共同配送や帰り便を活用すると、横持ちの費用を下げられます。横持ちは片荷になりやすく、空車で戻る区間が生まれやすいため、その区間に別の荷物を乗せれば、1回の走行で運べる量が増えるためです。自社の帰り便に他の拠点向けの荷物を積み合わせる、あるいは同じ方面へ運ぶ他社の荷物と乗り合わせるという手段があります。拠点間の輸送は経路と時間帯が比較的安定しているため、積み合わせの相手を見つけやすい区間でもあります。共同配送の進め方そのものは次の記事で解説しています。
方法3|拠点間の輸送を見える化して計画に組み込む
横持ちを継続的に減らすには、拠点間の輸送を可視化し、回数とコストを数えられる状態にすることが必要です。原因5で述べたとおり、横持ちは社内の移動であるため運賃管理から漏れやすく、「仕方なく発生するもの」として扱われがちです。まず、いつ、どの拠点間で、どの理由で横持ちが発生したのかを1件ずつ記録します。次に、記録を集計して、拠点の組み合わせごとの発生回数と作業時間を把握します。そして、繰り返し発生している区間を定期便として計画に組み込み、突発的に発生した区間は原因(在庫の偏り、車両の確保難など)に分けて対策します。この順序を踏むと、横持ちは「数えられるもの」に変わり、削減の効果を前月比で確認できるようになります。配車の受発注と実績を1つの画面で記録できる仕組みがあれば、記録と集計の手間を現場に増やさずに進められます。
関連記事:配車受発注・管理サービス MOVO Vista / 配車システムとは?機能と選び方
横持ちの削減ならHacobu
横持ちの削減は、拠点間の輸送を記録し、待ち時間を抑える仕組みから始められます。

配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」(Hacobu提供)を利用すると、配車の依頼と実績をデータとして残せるため、どの拠点間で何回横持ちが発生しているかを後から集計できます。感覚ではなく件数で議論できるようになると、拠点の再編や在庫配置の見直しといった中期の打ち手にも根拠を持たせられます。MOVO Vistaの機能と導入の流れは、3分でわかるMOVO Vistaのサービス資料(無料)で確認できます。
拠点間の移動そのものを実績として残すなら、動態管理サービス「MOVO Fleet」(Hacobu提供)も活用できます。工場や倉庫などの拠点を地点として登録しておくと、車両が到着・出発した時刻と滞在時間が自動で記録されるため、どの拠点間を何回走ったか、経由拠点でどれだけ滞在したかを、ドライバーの手間を増やさずに把握できます。自社便だけでなく協力会社の車両も同じ形式でデータを集められるため、委託先が多く横持ちの実態をつかめていない荷主企業でも、拠点間輸送の全体像を可視化できます。横持ちの回数と区間が見えれば、特定荷主の判定で横持ち分の重量を集計する際の基礎データにもなります。MOVO Fleetの機能と料金は、3分でわかるMOVO Fleetのサービス資料(無料)で確認できます。
あわせて、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」(Hacobu提供)を利用すると、接車の時間を事前に分散できるため、横持ちで接車回数が増えても荷待ちを抑えられます。拠点間の輸送が見えていないという課題をお持ちであれば、まずは現状の横持ちの発生状況を整理することからご相談ください。MOVO Berthの機能と導入事例は、3分でわかるMOVO Berthのサービス資料(無料)で確認できます。

横持ちに関するよくある質問
横持ちについては、メリットの有無や、宅配便事業者や引っ越しでの使われ方、運賃の決まり方など、検索で繰り返し調べられている質問があります。ここでは実際によく調べられている4つの質問に、実務の観点から答えます。用語の意味の違いを確認したい場合は、本記事前半の定義と縦持ちとの違いもあわせてご覧ください。
横持ち配送のメリットは?
横持ち配送のメリットは、拠点間で在庫を融通し、欠品を防げることです。ある拠点で在庫が不足しても、余っている拠点から荷物を回せば、受注を断らずに納品できます。急な需要の変動に対応できる、繁忙期に拠点の容量を超えた荷物を近隣拠点へ逃がせるといった利点もあります。横持ちは「常に無駄」ではなく、欠品や納期遅れを避けるための調整弁として機能する場面があります。問題になるのは、調整のための横持ちが常態化し、回数と費用が把握されないまま積み上がる状態です。
ヤマトの横持ちとは?
宅配便事業者の文脈で使われる横持ちとは、一般的にターミナル間の輸送を指します。宅配便は、集荷した荷物を拠点に集め、大型車でターミナル間を運び、配達エリアの拠点で小口に分けて配達するという流れをとります。このターミナル間の幹線輸送が、社内の拠点間移動として横持ちと呼ばれることがあります。ただし、呼び方や運用は事業者ごとに異なります。特定の企業の内部運用を断定することはできないため、一般的にはこうした使われ方をする言葉として理解してください。
引っ越しでの横持ちとはどういう意味ですか?
引っ越しでの横持ちとは、トラックを建物の近くに寄せられないときに、車両から玄関までの距離を人手で荷物を運ぶ作業を指します。道が狭い、駐車スペースがない、駐車位置が現場から離れているといった条件で発生し、追加料金の対象になることがあります。物流の横持ちが拠点間の車両輸送を指すのに対し、引っ越しの横持ちは同じ敷地内の手運びを指すため、両者は別物です。見積書に「横持ち」と記載されている場合は、どの作業に対する費用なのかを確認してください。
横持ち運賃はどのように決まりますか?
横持ち運賃は、走行距離、使用する車両の大きさ、拘束時間などの条件によって決まります。距離が長いほど、車格が大きいほど、待ち時間を含む拘束時間が長いほど費用は上がります。荷役作業をドライバーが行うか、経由拠点で待機が発生するかによっても変わります。金額の相場は条件によって大きく異なるため、自社の負担を知るには、相場を調べるよりも自社の発生実態を分解するほうが確実です。費目の内訳は本記事の「横持ちコストの内訳」をご覧ください。
まとめ
横持ちとは、拠点を経由して荷物を動かす余分な輸送です。発生する原因は、①物流拠点の分散 ②拠点ごとの在庫の偏り ③配送できるトラックの確保難 ④繁忙期の荷物の集中 ⑤拠点間の在庫と配車が見えていないこと の5つです。削減する方法は、①拠点と在庫の配置の見直し ②共同配送や帰り便の活用 ③拠点間の輸送を可視化して計画に組み込むこと の3つです。拠点の再編には時間がかかるため、まずは横持ちの回数と理由を記録し、数えられる状態にすることから始めてください。横持ちのコストは、直接かかる費用と運賃に現れない費用を足し合わせて初めて全体像が見えます。
クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」のマーケティングを管掌し、荷主企業や物流事業者の業務デジタル化(DX)を推進。専門知識を活かし、ロジスティクス分野の専門誌への寄稿や、様々な業界団体での講演活動にも登壇。「最新ツールの普及」と「分かりやすい情報発信」の両面から、物流業界の課題解決に現場目線で取り組んでいる。 >>プロフィールを見る
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