更新日 2025.12.01

今日からできる梱包作業効率化|8つの方法と成功事例

今日からできる梱包作業効率化|8つの方法と成功事例

「梱包作業を効率化するための具体的な『方法』や『コツ』を知りたい」

「物流部門のミスや事故を防止し、従業員の安全確保や生産性の向上を推し進めたい」

このように考える物流センター長、倉庫管理者や荷主企業の物流部門の責任者・担当者もいらっしゃるのではないでしょうか。

梱包作業は人手が必要な工程ですが、昨今の人手不足は深刻です。 さらに、ミスが発生すれば企業のブランドイメージ低下に直結する重要なポジションでもあります。

そこで本記事では、筆者の梱包作業の経験を基に、梱包作業を効率化する具体的な8つの方法を解説。さらに、作業が早い人の特徴や効率化に成功した企業事例をご紹介します。

なお、物流DXコンサルティング Hacobu Strategyは、貴社の倉庫業務効率化を総合的に支援します。倉庫業務の効率化でお困りの際は、ぜひHacobu Strategyにご相談ください。

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目次

梱包作業が非効率な企業によくある課題

梱包作業とは、商品を安全・正確に届けるため、輸送に適した『荷姿』に整える最終工程を指します。 梱包作業が非効率になっている企業には、いくつかの共通した課題が見られます。ここでは、代表的な3つの課題をご紹介しましょう。

  • 人手不足が深刻で現場の負担が大きい
  • ミスが多く二度手間やクレーム対応などの負担が大きい
  • 作業動線が最適化されておらず動きにムダが多い

人手不足が深刻で現場の負担が大きい

厚生労働省「人口動態統計」によると、2004年に約111万人だった出生数は2024年には約69万人まで減少しています。 一方、矢野経済研究所「物流15業種総市場規模推移・予測」によると、2024年度の物流15業種総市場規模は前年度比5.1%増であるとともに、2025年、2026年以降も増え続けると予想されています。

すなわち、労働人口が減少する一方で、物流のニーズは増え続けているのです。 さらに、顧客の要求も複雑化。その結果、作業員一人ひとりの負担が増えているのが現状です。

実際に、残業代などによる人件費が経営を圧迫しているケースも少なくありません。作業を効率化し、省人化することが急務となっています。

人手不足をはじめとした物流業界の状況についてご興味がある方は、以下のリンクをクリックし資料をダウンロードしてください。

資料「物流業界を取り巻く状況とは 抱える課題や対策を解説」をダウンロードする

ミスが多く二度手間やクレーム対応などの負担が大きい

梱包のミスが多く、余計なことに時間がかかり、頭を悩ませている管理者の方も多いのではないでしょうか。 梱包における代表的なミスは以下のとおりです。

  • 商品の入れ間違い・数量間違い
  • 送り状の貼り間違い・納品書の入れ間違い
  • 梱包不備による輸送中の破損

これらは、出荷先からのクレーム対応や正しい商品の再出荷、出庫個数の修正など、余計な手間を生みます。 結果として現場の効率が悪くなるため、ミスを防止するシステム作りが必須です。

特に注意すべき「誤出荷」についてさらに詳しく知りたい方は、以下の関連記事をご覧ください。

誤出荷とは?発生原因や生じる影響、物流倉庫の業務改善策を解説

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作業動線が最適化されておらず動きにムダが多い

作業動線に問題があり、ムダな動きが多いとそれだけロスを生みます。 たとえば、緩衝材が少し離れた場所にあり、都度歩行が生まれていたりします。

1日何度も同じ作業を繰り返すなかで、こうした小さなロスが積み重なり、大きな差となるのです。 ムダな動きをせざるを得ない作業環境になっていないか、チェックするべきでしょう。

次の章ではこれらの課題を解決し、効率化を実現する具体的な方法を8つご紹介します。

梱包作業を効率化する8つの具体的な方法

ここでは、梱包作業の効率化を実現するための具体的な方法を8つご紹介します。

  • 作業工程を標準化する
  • 梱包資材を見直す
  • 作業動線やレイアウトを最適化する
  • 作業台の高さや広さを最適化する
  • 現場や作業台の5Sを徹底する
  • 梱包機・製函機の導入による自動化を検討する
  • 物流アウトソーシング(3PL)を活用する
  • 梱包だけでなく、出荷工程全体を見直す

なお、梱包作業に限らない出荷業務全体の効率化については以下の記事で詳しく解説しています。

【倉庫管理者必見】出荷業務の効率化マニュアル|改善の手順や方法、成功事例を紹介

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作業工程を標準化する

作業工程の標準化で効率化を図りましょう。 一人ひとり違うやり方では、スピードや品質にバラつきが出るためです。

標準化の手順

  1. ボトルネックの洗い出し:なにが効率化の邪魔をしているか、データの調査や作業員からのヒアリングで洗い出します。
  2. 解決方法を検討:洗い出した課題の解決方法を検討します。
  3. 対策を打つ:課題を解決できる対策を講じます。

標準化のポイント

課題を洗い出す際、ヒヤリハットや過去の事故事例も用意しておきましょう。 それらの再発防止策を盛り込み標準化することで、事故防止につながります。また、対策を打って終わりではなく、結果を測定し改善を続けることが重要です。

標準化の事例

筆者が勤めた安全意識の非常に高い大手ECの物流倉庫では、作業の手順とNG行為を明確化。ベテラン社員からスポットのアルバイト作業員までが同じ手順で作業していました。 結果、生産性に大きな差がなく、事故の再発を防止していました。

梱包資材を見直す

梱包作業をスピードアップさせる資材への変更を検討してみましょう。 たとえば、新聞紙のように丸めたりする手間がかからないエアー緩衝材や、梱包商品とジャストフィットするよう製造されたダンボールを使用するなどです。

一例として、ある日用品メーカーは、輸送用のダンボールに隙間なくピッタリと製品が入るよう設計されているため、梱包資材を全く使用していません。 大口商品を取り扱うBtoB物流なら、少しの変更で大きな効率化が図れる可能性があります。

作業動線やレイアウトを最適化する

作業員の動きを観察し、作業動線やレイアウトなど、ムダを排除するような環境づくりが重要です。一日に何度も同じ動作を繰り返す作業を効率化するには、ムダな動きをどれだけ排除できるかがポイントとなるためです。

たとえば、よく使う資材を取りにいき定位置に戻るまでに6歩かかっていたとします。その動作を1日100回繰り返せば、それだけで600歩分のロスが発生しているということです。 研究と改善を繰り返し、ロスを最小にするよう最適化していくことが、梱包作業の効率化につながります。

作業動線やレイアウトの考え方についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

ムダをなくす!倉庫のロケーション管理|基本から効率化の方法まで紹介

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作業台の高さや広さを最適化する

作業台の高さを最適化することで、腰痛対策や疲労の軽減につながります。また、広さを最適化すれば、手や資材がぶつかり商品が落下し、破損するなどの事故防止にもなります

最適な高さは一般的に「立った状態で、肘(ひじ)の高さよりも少し低い位置」とされていますが、20㎏を超えるような重い物をこの高さで扱うのは困難です。取り扱う商材により最適化すべきでしょう。

現場や作業台の5Sを徹底する

5Sとは職場環境の維持・改善のために用いられる用語です。主に、製造業や物流業、サービス業などの現場で重視される改善活動の基本であり、「整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)」の頭文字をとったものです。作業する環境を整えることは、安全性だけでなく作業の効率化にも寄与します。

筆者の経験した作業場では、共有している道具を定位置に戻す「整頓」ができていませんでした。 そのため、テープやカッターナイフがなくなり、どこにあるか探したりすることが日常茶飯事でした。 このことが、作業の効率化を妨げていたのは言うまでもありません。

作業員一人ひとりが5Sを徹底することで、現場全体の安全と効率化を促進します。

梱包機・製函機の導入による自動化を検討する

効率化を促進する機械に投資するのもよいでしょう。 梱包作業で使用される代表的な機械には、以下のようなものがあります。

名称特徴
封函機段ボール箱の天面や底面に、自動でテープを貼って封をする機械
結束機PPバンドやビニール紐などで、段ボール箱や商品を結束する機械
シュリンク包装機商品を熱で収縮するフィルムで包み、加熱してぴったりと密着させる機械
製函機畳まれた状態の段ボールシートを、自動で箱の形に組み上げ、多くの場合、底面にテープを貼る機械

筆者は多いときで、1日に1,000ケース以上を封函機で処理していましたが、もし一つずつ手作業で組み立ててテープを貼っていたら、生産量は半分以下であったと感じます。

どの作業にどの機械を投入すれば、どれだけ生産性が上がるかをしっかり検討し、「コスト」ではなく「投資」と捉えて検討しましょう。

物流アウトソーシング(3PL)を活用する

梱包作業を含む出荷作業を外部に委託するのもひとつの手です。 物流業務の専門的なノウハウを持つ事業者のことを3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)と呼びます。 これは、物流業務の企画から運営まで一括して請け負う業態です。

サービスの範囲は企業によりさまざまですが、入出荷管理だけでなく、ピッキングから梱包、流通加工までおこなう事業者もいます。 梱包作業自体が大きな負担となっているのなら、外部に委託し、営業活動や商品開発に注力するのもひとつの手です。

物流アウトソーシングについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

物流アウトソーシングとは?外注のメリットやデメリット、選び方、成功事例を解説

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梱包だけでなく、出荷工程全体を見直す

梱包だけでなく、ピッキングから発送までの出荷業務全体を見直してみましょう。予定外のトラックの急な入場など、イレギュラーが発生していないでしょうか。それにより、出荷の順番が狂うなどして、庫内作業全体の効率が落ちている可能性もあります。

そこでおすすめなのが、トラック受付予約サービス「MOVO Berthです。車両の到着順が事前に分かるため、慌てることなく事前に荷揃えができます。結果として、出荷作業全体を効率化できます。

MOVO Berthのサービス詳細をご覧になりたい方は、以下よりフォーム入力の上、資料をダウンロードしてご覧ください。

これらの環境の改善に加えて、個々のスキルアップも梱包作業の効率化に影響を与えます。次の章では、真似したい梱包作業が早い人の特徴を解説します。

【スキルアップ】梱包作業が早い人の3つの特徴

作業環境の改善とあわせて、作業員個々のスキルアップも効率化には欠かせません。ここでは、梱包作業が早い人の3つの特徴をご紹介します。

  • 適切な資材がどれか商材を見ただけでわかる
  • 使用する道具の位置を把握している
  • 手順通りにリズムよく作業する

適切な資材がどれか商材を見ただけでわかる

現場によっては商材の種類が多く、出荷指示がかかった商品に応じて適切な資材を選ぶ必要があります。 それを一瞬にして見極めるには、経験とスキルが求められます。

たとえば、輸送用ダンボールを選定する際、小さすぎて入らないと大きいダンボールへ変更する手間が発生しますし、逆に大きすぎるとムダな緩衝材と配送料がかかります。

「この程度ならこの資材」と一目でわかるようになれば、生産性の向上は間違いありません。

使用する道具の位置を把握している

道具が必要となった際、「これはどこにあったっけ?」と探していては、それだけロスが生じます。 こうしたムダな動きの積み重ねは、1日作業を続けると大きな差となるのです。

作業が早い人は、たとえば「80サイズのダンボールは真ん中」など、道具や資材の定位置を把握し、探すことなく作業をします。

手順通りにリズムよく作業する

作業が早い人は、決められた手順で淡々とリズムよくこなしていきます。 そういう人はミスが少なく、結果として余計な時間がかかりません

リズムよく作業するメリットは、異常があった時に違和感を感じるようになることです。たとえば、納品書の封入を忘れていた場合、「なにか忘れているような気がする」という感覚になります。確認したところミスに気づき、納品書を入れ直し誤出荷を防止した、などが考えられます。

ここまで紹介した現場環境の改善とスキルアップによって、どのような効果が得られるのか、次章で詳しく解説します

梱包作業の効率化がもたらす4つのメリット

梱包作業の効率化は、コスト削減以外にも多くのメリットをもたらします。ここでは、主な4つのメリットを解説します。

  • 梱包資材費・配送費など「物流コストを削減」できる
  • 生産性が上がり「人手不足問題を解消」できる
  • 出荷品質が安定し「顧客満足度が向上」する
  • 従業員の負担が軽減し「定着率が上がる」

梱包資材費・配送費など「物流コストを削減」できる

商品に対し大きすぎる段ボールの使用をやめ、最適なサイズの資材を選ぶことで、緩衝材の使用量を削減。結果として、梱包資材費を直接的に削減できます。

また、箱のサイズが小さくなれば(例:100サイズ→80サイズ)、配送料金の削減にもつながります。作業効率化により残業が減り、人件費の削減も期待できるでしょう。

物流コストの削減についてさらに詳しく知りたい方は、以下の資料をご覧ください。

資料「荷主企業 物流担当者向け 物流コスト削減 基本ガイド」をダウンロードする

生産性が上がり「人手不足問題を解消」できる

梱包作業の「探す」「迷う」「歩く」といったムダな時間が削減されます。作業が標準化され、新人やベテランといったスキル差に関わらず、作業スピードが安定。一人ひとりの作業時間が短縮されることで、少ない人数でも多くの出荷に対応できるようになります。

人手不足を含む物流が抱える課題については以下の記事で詳しく解説しています。

【2025年版】物流が抱える課題とは?15の課題や行政の取り組み、改善策について詳しく解説

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出荷品質が安定し「顧客満足度が向上」する

作業手順の標準化によって期待できるのは、梱包ミス(商品の入れ間違い、数量間違い、破損など)の減少です。作業手順には過去のミスや事故の再発防止策が盛り込まれるため、改善を続けることで品質が安定。「誰がやっても同じ品質」の梱包が可能になり、出荷品質が安定します。

「注文通りに」「きれいな状態で」「早く」届くことで、顧客の信頼が高まり、満足度向上につながります。

従業員の負担が軽減し「定着率が上がる」

作業動線の改善や最適な高さの作業台の導入により、無理な姿勢や不要な歩行が減り、腰痛などの身体的な負担が軽減されます。

さらに、5Sの徹底や標準化は「資材を探す」「手順に迷う」といった精神的なストレスを軽減することにも有効です。

働きやすい職場環境が整うことで従業員満足度が向上し、定着率の向上が期待できます。

次の章では、「実際に梱包作業など出荷業務を改善した企業事例を見てみたい」という声にお答えします。

梱包・出荷業務の課題解決に成功した企業事例2選

梱包容器の見直しで年間7,000万円のコストを削減:武蔵精密工業株式会社

武蔵精密工業株式会社では、海外出荷の輸送費削減に取り組みました。従来は真空トレイを使用した梱包仕様でしたが、主要部品の梱包で無駄な空間が生じ、輸送効率が悪化していました。

そこで同社は、梱包仕様の見直しを実施。資材の共通化と容器あたり入数を変更することで、輸送効率を向上させました。

取り組みの成果:

  • 輸出コンテナ数の削減
  • 資材使用量の削減
  • 作業時間の削減
  • 年間7,000万円のコスト削減を実現

このように、梱包容器の最適化により、大幅なコスト削減と業務効率化を両立した事例です。

出典:物流現場改善事例集

姿勢改善、IT活用による動作・歩行のムダ排除で離職率30%→4%を実現:株式会社デンソーロジテム

株式会社デンソーロジテムの自動車部品輸出梱包センターでは、高齢者や女性が活躍できる職場を目指していました。しかし、身体的負担や複雑な作業手順、長時間労働などが原因で、従業員が定着せず課題を抱えていました。

そこで同社は、作業者の意見を積極的に取り入れ、「楽に・簡単に・早く」という3つの観点から改善に着手しました。

主な取り組み:

  • 姿勢改善による身体的負担の軽減
  • IT活用による作業手順の簡素化
  • 歩行・動作のムダ取りによる工数削減

これらの施策を3年計画で推進した結果、作業者が自信を持って働けるようになり、離職率を30%から4%へと大幅に改善しました。

この事例は、従業員の声に耳を傾け、働きやすさを追求することが、定着率向上にもつながることを示しています。

出典:物流現場改善事例集

物流課題の解決は「Hacobu Strategy」にお任せください

梱包作業の効率化は、単独で取り組むだけでなく、倉庫全体の業務改善や物流戦略と連動させることで、より大きな成果につながります。しかし、「何から手をつければいいのかわからない」「現場の実態に即した改善策が見つからない」といった課題をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そんな時は、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy」にご相談ください。

Hacobu Strategyは、梱包作業の効率化はもちろん、入荷から保管、ピッキング、検品、出荷まで、倉庫業務全般の課題を解決する物流DXコンサルティングサービスです。

Hacobu Strategyの強み:

  • 現場と戦略の両面からアプローチ:物流現場を熟知した専門家と、大手コンサルティングファーム出身の戦略立案のプロが協働し、実行可能な改善策を提案します。
  • データに基づく課題の可視化:経験豊富なデータサイエンティストが、物流データを徹底分析。ボトルネックがどこにあるのか、数値で明確化します。
  • 実装までを一気通貫で支援:提案だけで終わらず、改善施策の実装から効果測定まで、現場に寄り添ってサポートします。

「なにから取り組めばいいか分からない」「データに裏付けされた効果のある対策をうちたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。以下のボタンより、サービス資料をダウンロードしていただけます。

まとめ|梱包の効率化は企業の成長戦略のひとつ

非効率な梱包作業はムダな時間や費用がかかるだけでなく、出荷業務全体の品質低下につながります。 そのため、本記事でご紹介した効率化方法のなかから自社で実施すべきものを見極め、改善していきましょう。 効率化がうまくいけば、生産性の向上、ムダな出費や人件費の削減、ひいては顧客満足度の向上にもつながり、企業の成長を後押しします。

梱包の効率化は単なるボトルネックの解消にとどまらない、企業の成長戦略のひとつと捉え、前向きに取り組むべき課題です。Hacobu Strategyは、物流改善のプロが企業の成長を最大限に引き出すサービスです。「なにから取り組めばいいか分からない」「データに裏付けされた効果のある対策をうちたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。

著者プロフィール / 井上 ダイスケ
物流業界歴18年以上。港湾の職業訓練校を経て、港湾荷役の最前線でRORO船の荷役などに従事。その後、14年以上にわたり倉庫業務も経験し、安全衛生担当者や労働組合執行役員として、現場作業だけにとどまらない多角的な視点から物流現場を深く理解した。この豊富な実務経験と、フォークリフトやクレーン運転士など多数の国家資格に裏打ちされた専門知識を土台に、現場目線でのリアルな記事執筆を得意とする。また、AmazonセラーとしてのEC運営経験から、荷主側の視点に立ったライティングにも対応可能。自動車関連の執筆実績も多数。 >>プロフィールを見る

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