CASE STUDY
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【 イベントリポート】初開催!物流女子の集い「MOVO女子会」

物流DXツール「MOVO」を運営するHacobuは、2023年10月11日に「MOVO女子会」を開催しました。

トラック予約受付システム「MOVO Berth」をご利用いただいている企業を代表する8名の女性にお集まりいただき、意見交換会を行いました。毎日MOVO Berthに触れ、現場を支えている皆様に、MOVO Berthを有効活用するコツや工夫されていることを共有いただきました。

MOVO女子会、テーマは「“Logistics”で活躍する女性のつながりをひろげよう」

本会は、キーオペレーターとしてMOVOの運用を支える方々の知恵を、相互に学べる場を作るために企画しました。自社なりにMOVOを活用しているけれど、他の企業がどのように活用しているか知りたい、新機能をどんなふうに使いこなしているのか、情報交換をしたいといった、MOVOに関する情報交換にとどまらず、物流女子のキャリアパスやスキルなど、社内では聞きづらいテーマも対象とした情報発信や交流を広げる場と定義しています。

今回は、開会の挨拶、自己紹介に続いて、お互いの拠点環境をバーチャルツアーで体験していただきました。その後、ディスカッションを行い、盛況のうちに閉会しました。

<参加企業>

株式会社二葉 東扇島冷凍物流センター

日水物流株式会社

鴻池運輸株式会社 青梅流通センター営業所

三菱倉庫株式会社 大井営業所

SBS東芝ロジスティクス株式会社 大阪住之江物流センター

ジュピターショップチャンネル株式会社

MOVO Berth活用の好事例をもとに意見交換

明日から、現場ですぐに役立つ情報を共有し、学びを深めることを目的に様々な観点でディスカッションを行いました。予約の締め時間や、庫内の誰がどの操作をしているのかなど、運用のスタイルは様々で、商品の特性や庫内の体制まで、他社の運営ノウハウを深掘りする質疑が交わされました。

【Case1】ドライバーの予約率を上げるコツ(二葉 東扇島 中澤様)

株式会社二葉 東扇島冷凍物流センターは全3棟55バースを有し、冷凍冷蔵品を取り扱っています。

冷凍冷蔵倉庫は発注から配送までのリードタイムが短く、且つ直前までオーダー変更があり、事前に予約しづらいという課題があります。そのような状況でも、他の冷凍冷蔵倉庫を大きくしのぐ、高い予約率を保つ秘訣を教えていただきました。

「予約を優先する」という文化を、ドライバー、庫内に周知徹底

予約率をあげるコツは「予約優先を庫内で周知徹底したこと」、「予約の締切は3段階で設定したこと」の2点です。

予約優先で誘導するはり紙を貼る、予約方法を記載したプリントを配布する等、ドライバーへの周知を徹底しました。また、予約の締切は前日16時・前日20時・当日の3回設けることで、少しでもリードタイムに余裕があるなら予約した方がお得だと思っていただけるような工夫もされています。

また、作業の優先順位を予約有無で受付が振り分けたうえで、庫内作業者がバースを割当てるというように、割当作業を分担することも「予約優先文化の定着」に貢献しています。

【Case2】MOVOのデータ分析を行い、労働時間削減に(鴻池運輸 比留間様)

鴻池運輸株式会社 青梅流通センターは食品や飲料を取り扱っています。

MOVOのデータを分析し、必要人員を決める

MOVOは、ドライバーだけではなく、倉庫で働く従業員の労働時間の管理も重要性が高まってきていると言います。倉庫の必要人員の決定にもMOVOのデータを活用されているそうです。

作業実績をCSVデータで、時間/台数/内容を分析。時間帯毎の必要人員を分単位で精査しています。

グラフは非公開ですが、車両の入場時間は分散しているにもかかわらず、ほとんどが30分以内に作業開始していることが確認できました。

カスタム項目を活用し、現場の工数を大幅削減

鴻池運輸株式会社 青梅流通センターは、バースの端から端まで200mあります。到着した車両を闇雲に接車してしまうと、庫内作業の方が走り回って対応するなど、効率が悪くなってしまいます。

そのため、MOVOのカスタム項目機能(※1)を使うことで、きた車両の情報(荷主や荷物の情報)を確認し、どのバースに接車するかを判断しています。

(※1)カスタム項目機能とは

ドライバーが受付をする際に表示させる項目をカスタマイズすることができる機能です。

拠点独自の確認事項をドライバーへ周知する、伝票情報等を記入してもらう等、様々な用途に活用いただけます。

物流の現場で、女性ならではの視点で現場の課題解決に取り組む

物流の現場では、女性が集まって物流談義に花を咲かす機会はそう多くないことから、閉会後も参加者同士での会話は尽きません。

MOVO女子会は参加者の皆様から大変好評いただき、今後もお互いの拠点訪問もしつつ、運用・設定を学び合おうという前向きな声をたくさんいただきました。

MOVO女子会の最後に、参加者から「物流DXに関する優れた事例を学べる機会はありがたい、それが女性リーダーによる取り組みであれば、なおさら勇気づけられる」というコメントをいただきました。男性比率の高い庫内現場の中で、女性リーダーが増え、女性ならではの視点で現場の課題解決に取り組むために、MOVO女子会がそのきっかけとなれれば嬉しく思います。

物流課題は自社だけでは解決することは困難です。他社の取り組みから、自社の悩みを解消するヒントを発信すべく、Hacobuは引き続き「MOVO女子会」ほか様々なユーザー会を開催し、みなさんに情報提供していきます。

シェアNo.1 (*1)トラック予約受付サービス「MOVO Berth」について

Hacobuが提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」は、

荷待ち・荷役作業時間を削減し、物流センター運営におけるコスト削減と生産性向上を支援します。月額3万円〜最短2週間で導入が可能!まずは資料をご覧ください。

*1. 出典:デロイトトーマツミック経済研究所『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2022年度版】』

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