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第1回「物流DX事例研究会」開催レポート|ここから始める物流DX 〜データ・ドリブン・ロジスティクスにどのように取り組むか〜
こんにちは。株式会社Hacobuでカスタマーマーケティングを担当している内藤です。
2021年12月7日、MOVOユーザーが集まり、物流DXにどのように取り組むべきかをテーマとした事例研究会を開催しました。
本稿では、開催内容のレポートをお届けします。
「物流DX事例研究会」とは?
「物流を経営戦略の中で重要な位置づけとして捉え、物流DXの実現に向けて動かれている企業が集まる場を作り、知の共有を行う」ことを目指した、MOVOユーザー同士の事例研究会です。
そのため、製品としてのMOVOの活用Tips(システムの操作法などに関するコツやちょっとした工夫)に焦点を当てるのではなく、”経営戦略・物流戦略”、”各業界のトレンド”、”DX課題”を中心テーマにおいています。
今回は、6社の企業にご参加いただきました。
五十音順:アスクル様、花王様、セブン-イレブン・ジャパン様、センコー様、豊田通商様、リコー様
当日のアジェンダ
・本会の趣旨&目的の確認 ・株式会社Hacobu 取締役COO 坂田 優 ・自己紹介 ・取り組み事例のご紹介&質疑応答 ・株式会社リコー プロフェッショナルサービス部 間接材購買センター 間接材購買統括室 物流購買グループ 深沢 秀弥様 ・リコ-ジャパン株式会社 経営企画本部 業務センタ- RP業務室 松田 和也様 ・ディスカッション:物流DXを始める上での課題は? ・懇親会 |
第1回となった今回は、冒頭で会の趣旨・目的、「ディスカッションの際は等身大を語る」などのルールを確認した後、それぞれのミッションとともに自己紹介タイムを設けました。
その後、物流DXに向けた現在の取り組みをリコー様にお話しいただき、ディスカッションを深めました。
ディスカッションでは
・共同配送をどのようにして始めるか?
・配送価格はどのようにして決めているか?
・競合も含めた複数社の納品データを集める上での障害ならびに乗り越え方は?
といった様々な観点で、活発に議論いただきました。
最後に「物流DXを始める上での課題は?」というお題では、フリップに記入いただいた内容を一斉にオープンし各社の共通点、違いについて話し合いました。
その中でも、「物が届かない事が明日に起こる。各社・経営者にその覚悟は有りますか?」といった声が聞かれるなど、「物流が経営アジェンダになっていない」という課題は多くの会社が共通して持っていることが明らかになりました。
他方で、将来に目を向けつつ、現場業務にどのようにデジタル技術を導入していくか、そのギャップに悩む姿も散見されました。物流DXに取り組む上では「経営視点」と「現場視点」をどう結びつけていくかの重要性を認識するとともに、次回以降の議論のヒントを得ることができました。
参加された方の感想
参加者の方の感想を一部抜粋してご紹介します。
ケーススタディは非常に参考になりました。また議論においても、自身の知らない事や気づきの部分があり、よかったです。
様々な会社の方により、物流の今後について議論させて頂ける場面は、多くの知見を得られると感じました。
関連情報
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