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配送事業者はマッチングサービスで選ぶ時代!?人気の配送マッチングサービス7選

荷物を送りたい企業や個人と、運びたい運送会社、ドライバーを直接つなぐ、そんな配送のマッチングサービスが近年注目を集めています。
配送マッチングサービスでは、ネット上で注文が可能なため、従来に比べ最適な配送事業者を選ぶことが容易になりました。
今回はそんな配送マッチングサービスのメリットと、それぞれのサービスの比較をご紹介します。

配送マッチングサービスとは

荷物を送りたいユーザーと運びたい運送会社やドライバーをつなぐマッチングサービス

現在、さまざまな業界で広がりをみせているマッチングサービス。
スマホで気軽に利用できるものが多いので、近年大きく注目を集めています。

今回この記事で紹介するのは、荷物を運んでもらいたい依頼者(荷主)と、荷物を運びたい事業者(ドライバー)を繋ぐ配送のマッチングサービス。例えば、物量が増えて想定した車両台数では運び切れない時などは、マッチングサービスから事業者を選定して利用ことが可能になります。

荷主が配送マッチングサービスを利用するメリット

荷主が配送マッチングサービスを利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

緊急で配送を依頼したい時に空いた車を手配できる

小口の荷物であれば宅配便で即日送ることができますが、トラック1台分を必要とするような量の荷物ともなるとそうはいきませんよね。
配送マッチングサービスを利用すれば空いた車両をオンデマンドで見つけることができるので、緊急の案件でも配送可能なドライバーをすぐに手配ができます。

また、運送会社を営んでいる場合、対応が難しい案件を外部のパートナー企業に委託する、というケースも多いのではないしょうか。そんな時もマッチングサービスを利用すれば、即座に条件にかなった車両を調達することが可能になります。

紛失、遅延のリスクを防ぐことができる

宅配便と違って、車両を貸し切って配送を行うチャーター便なので、紛失や遅延のリスクを避けられる点も大きなメリットといえます。

中間マージンがないためリーズナブルな価格での配送が可能

マッチングサイト上で直接荷主がドライバーや配送事業者を選定できるので、仲介者を通すことなく比較駅リーナブルに発注できるところも配送マッチングサービスの特徴です。荷主とドライバー、双方にとってメリットのある仕組みと言えるのではないでしょうか。

2019年おすすめの配送マッチングサービス

軽貨物便に強い「PickGo」

Pick Goはドライバーを個人事業主に特化しているのが最大の特徴です。車両は軽貨物便のみに限っているので、少量の荷物の配送に適しています。「物流界のUber」という異名を持ち、ちょっとした個人の引越しなど、事業者に限らず個人向けの案件にも力を入れているようです。

運営企業:CBcloud株式会社
URL:https://pickgo.town/

入札での依頼もできる「MOVO(ムーボ)」

株式会社Hacobuが展開するMOVO(ムーボ)は、2トン車、4トン車など、荷物に合わせて各種トラックを手配することができます。
また、通常は荷物に応じた固定の配送価格が設定されていますが、運送会社に入札を募ることも可能です。タイミング次第で、かなりリーズナブルに配送を依頼することが可能になるかもしれません。
さらに、複数の集荷・配送地点がある場合でも自由に設定できるなど、きめの細かい注文ができるところも魅力です。

運営企業:株式会社Hacobu
URL:https://movo.co.jp/shipment_matching

小さい荷物から3トンまで選べる「ハコベルカーゴ」

ハコベルカーゴは、ネット印刷のラクスルが手がける配送マッチングサービス。
扱う車両は軽貨物から中型トラックまで。午後割などのキャンペーンを実施しており、安く運べる時間帯をうまく活用して利用するとコスト削減につながるかもしれません。

運営企業:株式会社ラクスル
URL:https://www.hacobell.com/

バイクや自転車に配達依頼もできる「DIAq(ダイヤク)」

DIAqは4輪車だけではなく、バイクや自転車にも配送が依頼できるところが1番の特徴。
自転車便は800円から利用できるため、ちょっとした荷物からでも利用しやすいサービスになっています。依頼の内容は主にお弁当、書類・メディア・ハードディスク、家具・家電など。
最近ではネットークションで落札された荷物を扱うケースもあるそうです。
なお、DIAqのサービスエリアは2019年4月現在東京23区のみ。今後順次拡大予定となっています。

運営企業:株式会社セルート
URL:https://www.dia-9.com/

オファー機能が使える「キャリーオン」

キャリーオンには、オファー機能というものがあり、荷物を運んで欲しい人が会員ページ上で空きトラックに打診をすることができます。オファーは一つの荷物情報に対して複数出すことができ、オファーに対して一番最初に応じたドライバーと「成約」する、という流れになります。
キャリーオンが扱う車両は2トン以上。事業者向けのマッチングが多いようです。

運営企業:キャリーテック株式会社
URL:https://www.carryon-logi.jp

事業者向けの配送に特化した軽貨物専用マッチングサービス「ハコブリッジ」

ハコブリッジは事業者向けに特化したマッチングサービスになります。扱っている車両は軽貨物のみ。配送する事業者が登録するにあたって事前の審査と会員登録が必要です。
電話によるオペレーターが24時間対応してくれるので、インターネットの操作が苦手なユーザーにとって安心のサポート体制が整っています。

運営企業:株式会社ルーフィ
URL:https://www.hako-bridge.jp/

荷主と運送事業者を繋ぐ物流掲示板「トラボックス」

トラボックスは1999年にサービスを開始した物流のネットワークです。
運送事業者が月額会費を支払ってトラボックスの会員になると、荷物を運んでほしい荷主からの情報をサイト上でキャッチし、条件に合う案件を受注する、という仕組みになっています。
荷主と運送事業者が直接やりとりを行うため、車両を探したり、見積もりを出したりといった作業はそれぞれが行う必要があります。

運営企業:トラボックス株式会社
URL:https://www.trabox.ne.jp/

まとめ

一口に配送マッチングサービスといっても、サービスによってそれぞれの個性があることをお分かりいただけたのではないでしょうか。送りたい荷物がある時は、車両の種類、荷物の内容、サイズや発送先にあわせて賢くマッチングサービスを使い分けてみてはいかがでしょうか。

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