「運ぶを最適化する」をミッションに掲げ、物流DXを推進するクラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」を開発・提供する株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎、以下「Hacobu」)は、2024年問題をはじめ、人手不足や業界の高齢化など、物流業界を取り巻く課題解決に向けて、「物流DX」を推進する「デジタル人材」を育成する企業研修プログラム「MOVO ACADEMY(ムーボ・アカデミー)」を2023年1月1日より、提供開始することを発表します。
物流の現場においては、アナログかつ非効率な業務が山積するも、他社や他業界について情報を得る機会が少なく、業界の問題把握と解決策の立案、問題解決に向けて主導する人材が不足している現状があります。本プログラムでは、各企業の経営課題に応じて内容をカスタマイズし、物流企業のDX推進に不可欠な「課題抽出力」、「企画立案力」、「推進力」を身につけるための講座を計6回にわたり開催します。物流DXの実現に向けた次世代の物流プロフェッショナルの育成を通じて、サステナブルな企業活動をサポートします。
■「MOVO ACADEMY」提供の背景
Hacobuは、「データドリブン・ロジスティクス®が社会課題を解決する」を信念に掲げ、個社の枠を越えた物流ビッグデータを分析・活用することで、物流クライシスの解決を目的とした物流情報プラットフォーム「MOVO(ムーボ)」の構築を推進しています。物流DXの推進にあたってはデジタルの活用が不可欠ですが、ただ予算をかけてツールやシステム等の導入をするだけではDXは実現しません。企業内に、正しく現場の課題を把握し、課題に沿った解決策を立案して、周囲を上手に巻き込みながら、施策を実行していく人材が必要です。
業界全体の人手不足・高齢化に加えて、他社・他業界の情報を得る機会が少ない物流業界において「データドリブン・ロジスティクス人材」の育成が急務である今、物流企業のDXに向けたコンサルテーションを専門に取り組んでいるHacobu Strategyの知見を活かして、物流企業の人材育成に取り組むことは物流業界の課題解決に大きく貢献すると考え、本プログラムの実施を決定しました。
■「MOVO ACADEMY」特長
①物流の理論と現場に精通した講師陣
講師陣は、コンサルティングファーム、小売・流通業界の外資系大手などで、物流やSCM部門の責任者を歴任した物流のスペシャリストが揃っています。物流現場の実状を知り尽くし、改革を手掛けてきた経験をもとに、実践的な講義を行います。
主任講師:丸山正晃(Hacobu Executive Advisor)
アクセンチュア株式会社、KPMGジャパンにてサプライチェーン部門等の総責任者を経験、また日本ロジスティクスシステム協会(JILS)にて、ロジスティクス経営士・物流技術管理士の講師・資格認定委員として27年間、教育活動に携わる。
“JILSでの長年の講師の経験を活かし、講義全体を統括します。基本的なSCMの知識から始まり、具体的且つ効果的な提案書造りと実際の提案プレゼンまでの一連の学びをサポートします。”
特別講師:佐藤健次(Hacobu 執行役員 CSO)
ウォルマート/西友にて、物流・輸送、補充、eコマース、SCM、全社構造改革の責任者を歴任。日本の物流責任者として、各国のリーダーおよびパートナーと物流革新を推進。前職はアクセンチュア株式会社サプライチェーングループのマネージングディレクター。
“コンサルティングファームおよび事業会社両方のSCM領域での知見を活かし、特に提案書のコンテンツ構成の考え方、現場の目線も加味した起案ポイントの見分け方や効果的なプレゼン術などを伝授します。”
担当講師:黒田将行(ストラテジー本部 Logistics Expert)
アマゾンジャパンやウォルマート/西友等の小売企業を中心に物流・輸送の実務責任者を担当すると共に、SCM、IT、BPR(全社構造改革)など、数多くの改革プロジェクトの基礎となるデータ分析を経験。データサイエンティスト。
“データ分析の手法や注意点など、効果的且つ効率的な分析業務の進め方を、受講者の実データを使って伝授します。”
②個社毎の真の解決策を創るコースプログラム
・学びで終わらず、業務改善や生産性向上など企業の経営課題解決に役立てることを最重要視しています
・受講者所属企業の実際の物流データを使用して課題の抽出を行います
・物流課題を解決できる、具体的且つ効果的な施策を立案できるスキルを身につけます
・最終日には受講者所属企業のマネジメント層へプレゼンテーションを行います
・物流コストの削減や在庫適正化など、企業利益拡大に向けた施策検討につなげます
③自走する物流プロフェッショナルを生み出すメソッド
・実際に現場で感じている課題を可視化する力を育てます
・課題をデータドリブンに把握する力をつけます
・課題をロジカルに整理し、効果的な解決策を考え抜く力を養います
・相手の期待値を超えるプレゼン力を身につけます
■「MOVO ACADEMY」詳細・問い合わせ方法
全6回の講座の中で、SCMの基礎からデータ分析、課題と対策の立案など、物流企業のDXに直ぐに活かせる実践的なカリキュラムを用意しました。「自社の物流現場の現状」をテーマとして取り扱うことで、課題を自分ごと化し、受講後、即座に現場の改革に生かすことが可能です。また各回の宿題内容について、講師が細かくフィードバック及び添削をします。物流部門の責任者だけでなく、管理職、若手リーダー候補など、企業の成長を牽引する従業員に受講いただくことで、DXの加速や生産性向上を実現します。部門の垣根を越えてご参加いただくことで、自社の状況を深く理解し、組織として問題解決に取り組むことが可能です。
期間:6カ月間(6回、各2時間)
開催方法:企業型研修、講師派遣、対面でのワークショップ形式
カリキュラム:各講座の受講、課題・宿題への取り組み及びプレゼン形式での発表、講師からのフィードバック
受講対象:物流、ロジスティクスを再定義し、経営効果を得たい責任者、現場リーダーの方
お問い合わせ先:https://movo.co.jp/contact
【12月13日(火)無料説明会を開催します】
物流DX人材の育て方〜MOVO ACADEMY 無料説明会
▼詳細・お申し込みはこちら
https://www.go.movo.co.jp/Web20221213_LP-Registration.html
■今後の展開
本プログラムの修了後、更なる知識習得を目指す上級者向けクラスや、物流DXの講師を育成するTTT(Train the trainer)講座など、更なるコース種類の充実を予定しています。また、アルムナイ(卒業生コミュニティ)などの[1] 、受講生・受講企業が参加する物流業界の交流プログラムの提供なども予定しており、業界一丸となって社会課題の解決スピードを加速させていきたいと考えています。
■物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy」について
「データドリブン・ロジスティクス®が社会課題を解決する」を信念に、経営戦略構築からテクノロジーを活用した実装まで、一気通貫でソリューションを提供できる物流DX専門のコンサルティング集団です。戦略構築支援、SaaS導入サポート、データ活用分析支援、輸配送業務改善、物流DX人材育成支援など、お客様の課題に応じて、最適な解決策を提供します。また物流ビッグデータを活用し、企業の垣根を超えた新しいソリューションを提案し、お客様の真の物流DXに向けて伴走します。
■Hacobuについて
商号 : 株式会社Hacobu
設立 : 2015年6月30日
所在地 : 〒108-0073 東京都港区三田3丁目14番10号 三田3丁目MTビル9階
代表 : 代表取締役社長CEO 佐々木太郎
事業内容:物流DXを推進するクラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」を提供しています。シェアNo1のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」、動態管理サービス「MOVO Fleet」、配車管理サービス「MOVO Dispatch」、配送案件管理サービス「MOVO Vista」などのクラウドサービスと、コンサルティングサービス「MOVO Strategy」を展開し、企業間物流の最適化を支援しています。https://movo.co.jp/
■本件に関するお問い合わせ
コーポレートコミュニケーション 森山 Email:PR@hacobu.jp