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丸和運輸機関のコロナワクチン輸送に、動態管理サービス MOVO Fleetが採用されました

「運ぶを最適化する」をミッションとして、企業間物流の最適化を目指す株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎、以下「Hacobu」)の動態管理サービス MOVO Fleet(ムーボ・フリート)が、株式会社丸和運輸機関(以下「丸和運輸機関」)の新型コロナウイルスのワクチンの配送車両の管理において採用されました。

MOVO Fleetの専用端末/丸和運輸機関の冷蔵倉庫内に保管されるワクチン

MOVO Fleetの専用端末/丸和運輸機関の冷蔵倉庫内に保管されるワクチン

MOVO Fleetを導入した背景

新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け優先接種が4月から順次開始しています。ワクチンの配送は規定の温度帯(-90~-60℃、-25~-15℃、2~8℃)での移送が求められており、厚生労働省のガイダンスとしても冷蔵(2〜8℃)かつ原則3時間以内が求められ、極めて安全に、かつタイムリーに行われる必要があります。
丸和運輸機関は、3PL(サードパーティ・ロジスティクス)事業にて、新型コロナウイルスワクチンの保管・配送業務を請け負うことが決まりました。日々約70台の車両が複数の医療機関や高齢者施設への配送を行いますが、時間通りに全ての配送先に到着しているか、といった進捗を把握できることは非常に重要な要素でした。

MOVO Fleet導入により実現すること

今回、新型コロナウイルスワクチンの配送を行う丸和運輸機関の協力運送会社のトラックの位置情報の把握のために、動態管理サービス MOVO Fleetが導入されました。MOVO Fleetにより、配送車両がいつ、どこを走行しているか、配送計画の通りに運行しているか、を把握することができます。
MOVO Fleetは、走行履歴を5秒に1回、リアルタイムで情報取得できるだけでなく、委託先である複数の運送会社の業務を可視化できます。これは従来の運行管理システムでは実現が難しいことでした。また、丸和運輸機関側では、担当者がどのパソコンからでも車両の位置を確認できるので、運行状況に関する問合せへの対応業務の無駄をなくし、業務効率化が期待できます。

 

株式会社丸和運輸機関 執行役員 運行システム運営本部長 秋元 敏良様

新型コロナウイルスワクチンの配送業務を受託しましたが、これまで取り扱ってきた商材とは違った性質や制約をもつ荷物でした。本業務は当社の経営理念である「地域社会への貢献」、また事業ドメインでもある「BCP物流」への挑戦であり、未曽有の社会課題を丸和運輸機関グループとAZ-COM丸和・支援ネットワークの総力を挙げて解決すべく取り組んでおります。

今回HacobuのMOVO Fleetを採用したのは、最大時で約70台の委託先車両へ簡易に導入することができ、複数社いる委託先の配送車両の動態管理を一括で行える機能を有していると判断したからです。荷物自体の価値が非常に高いこともありますが、特に温度管理が厳しく、定められた時間への納品や定められた時間内での配送完了が絶対的な使命であるため、各車両が今どこを配送しているのか、予定していた配送計画に狂いはないかを常時把握する必要がありました。MOVO Fleetなら全車両の動態管理を可視化し一元管理することができ、誰もが簡単に把握することができます。
また、MOVO Fleetは汎用性があり、本業務終了後も他業務での導入を検討しており、丸和運輸機関グループの配送管理レベルを上げることができ、様々なお客様へ貢献できる仕組みだと考えています。

 

動態管理サービス MOVO Fleetについて

Logistics Cloud MOVO(ムーボ)のアプリケーションの1つで、物流業界に特化したテレマティクスサービス。車両管理の効率化で、荷主と運送会社双方のコスト削減を支援。

端末は複数の給電方法が選べるGPSトラッカー「ムーボ・スティック」と、GPS機能付き通信型ドライブレコーダー「ムーボ・アイ」の2種があるほか、日野自動車のコネクティッドトラックは端末なしで利用可能。
https://movo.co.jp/movement_manage