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食品物流を請け負うシモハナ物流の全国の物流拠点に、Hacobuのトラック予約受付サービス MOVO Berthの導入決定

「運ぶを最適化する」をミッションとして、企業間物流の最適化を目指し、Logistics Cloud MOVO(ムーボ)を提供する株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎、以下「Hacobu」)のトラック予約受付サービス MOVO Berth(ムーボ・バース)が、シモハナ物流株式会社(以下 「シモハナ物流」)の全国の物流拠点に導入されることが決定いたしました。

シモハナ物流でのMOVO Berth利用の様子

シモハナ物流でのMOVO Berth利用の様子

シモハナ物流は、食品・外食物流の輸配送・在庫管理などを包括的に請け負う3PL物流サービスを関東から九州で展開しています。従来、シモハナ物流の多くの営業所(物流拠点)ではトラックの長時間待機が課題となっており、平均1時間、長い場合は2時間半に及ぶこともありました。これは、入出荷トラックを先着順で受付けていたために、早朝にトラックが集中し周辺で待機が発生していたことが要因です。

シモハナ物流では、すでに東日本を中心に9か所の物流拠点でMOVO Berthを導入しています。特に埼玉県の浦和第二営業所では、2020年10月以降、MOVO Berthを使って予約を入れた車両の平均待機時間は18分、予約を入れていない車両の平均待機時間は61分で、予約の有無で3倍以上の待機時間の影響が出ました。
また、トラックの待機時間を削減するだけではなく、事前にいつ、何を積んだトラックが到着するか把握できるようになったため、物流拠点側では先々を考えた受け入れ準備ができるようになり、庫内業務の改善にも効果がありました。

これらの結果を踏まえ、シモハナ物流では2021年以降、西日本の各物流拠点にもMOVO Berthを順次導入することを決定いたしました。シモハナ物流はこれまでも物流業務のデジタル化、自動化を積極的に推し進めており、Hacobuが掲げる「Withコロナ時代の物流の3つのニューノーマル」①非接触化②デジタル化③非ブラックボックス化を押し進める、物流の先進企業です。

 

シモハナ物流株式会社 専務取締役 占部 昌嗣様

物流業界は、未だアナログな業務が多い業界です。中でも、物流センターへの入荷(納入)は、先着順で受け付けているので、開場時間にトラックが集中する事で待機が発生する事に加え、繁忙期に於いては社員が入荷車両の交通整理をせざるを得ない状況でした。また、待機車両の騒音などで近隣住民からのクレームも多発していました。

MOVO Berthを導入したのは、あくまでこのような問題を解決するための手段として考えていましたが、その先にあるデジタル化を目指すならば、まずはデータを蓄積し、蓄積したデータを分析・活用する事で、数値を根拠に、生産性の向上など、物流最適化を実現するための第一歩としていきたいと考えています。

 

トラック予約受付サービス MOVO Berthについて

Logistics Cloud MOVOのアプリケーションの1つで、トラックバースの予約や物流施設における入退場受付をオンライン上で管理する仕組み。入出荷情報の共有化、車両平準化、トラックの待機時間の削減を行うことが可能。
https://movo.co.jp/berth_management

 

シモハナ物流について

2020年3月期売上高は、約492億円を計上し、26期連続で過去最高を更新。20年6月に「関東シモハナ物流」を設立。グループは、建設業、建設コンサルタント、地質調査、送電・配電調査など、10社で構成する。
「お客様第一主義」の経営理念を揚げ、「考える物流」で経営資源としての「モノの流れ」をマネジメント。ガラス張り経営で各社員が数字を見てセンター運営できることがコロナ禍においても強みとなっている。「競争他社に勝る提案力」で、「外食物流日本一」「物流会社らしくない物流会社」を目指す。
https://shimohana.com/