Q.会社概要を教えてください。
東京都内をメインに一般貨物と軽貨物を扱う運送会社です。
「顧客第一主義」をモットーに、地域密着型の運送会社として、お客様の信頼に応え輸送の良きパートナーとして成長してきました。
案件の6-7割はスポット運送となっており、「いつでも・どこでも・何台でも」すぐに配車できるフレキシブルな配車には自信を持っております。
動態管理サービス +配送マッチング
Q.現在はどのようにご利用いただいていますか?
トラックの位置情報等を把握できる動態管理サービス「ムーボ フリート」と
荷主と運送会社をオンライン上で繋ぐ、配送マッチングの2つのサービスを使用しています。
日々の業務以外の煩雑な業務が発生していた
Q.動態管理サービス MOVO Fleetを導入する以前の課題を教えてください\
スポットの仕事がメインになっているので、案件を受けたタイミングで車がどこにいるかは非常に重要です。
ムーボを導入する前は各車両の位置情報を取るため、全ての車にスマホを置いていました。
スマホは全てネットオークションで安く購入していたので、物によっては電源がつかないなど当たりハズレがあり、機種を合わせていたわけでもないので、それぞれの機種のソフトの更新が起こったり、
古い機種でサポート対象外になってしまうものもあり、メンテナンスが大変でした。
また、ドライバーのみんなに充電が切れていないかなども気にしてもらっていたので、通常業務外で余計な負担がかかっていました。
①クラウドで管理が可能 ②スマホ等機器が不要 ③OBDポートやシガーソケットに刺すだけで使用可能
Q.ムーボをお選びいただいたきっかけ、ポイント、理由を教えてください
それまでスマホで運用していた内容をすべて一元管理ができるようになるので導入を決めました。
ムーボに決めたポイントとしては3つあります。
①クラウドで管理ができる
②スマホ等機器が必要ない
③OBDポートやシガーソケットに刺すだけで使える
そもそもドライバーさんは管理をされるということなので心理的には絶対イヤだと思うんですよね。
そんな中、更に手間がかかるとなると余計に嫌だと思うので、必要な端末をトラックに刺すだけで使えて、
ドライバーが通常業務に追加の作業なく使用できるというのは大きかったです。
通信型の為、何かあった際にはすぐに確認が可能に
Q.ムーボ・アイ(ドライブレコーダー)もいち早く使ってくださっていますよね?
そうですね。
実は十数年前には弊社もドライブレコーダーを導入していた時期もあったのですが、
通信型ではなくメモリーカード式だったのですぐには状況の確認ができませんでした。
いざ事故があったときには、1日かけてムービーを見続けて解析したものの、肝心の部分は結局取れてなかったということもありました。
危険感知の際には音がなるタイプでしたが、ドライバーさんは悪い意味でこの音に慣れてしまっていました。
また、音がうるさいので線抜いてしまったり、無意識のうちにはずれてしまっていたりもしました。
ムーボだと通信型でほぼリアルタイム(5秒に一度)で軌跡が見えるので、万が一端末が外れてしまった場合にもすぐ気付いてドライバーに連絡することができますね。
運行状態を可視化。ドライバーの運転の意識も変化
Q.使用する前と比べて変化したことはありますか?
速度が見えるのがいいですね。
ムーボでは80km/時速を超えるとオレンジ色、100km/時速を超えるとピンク色で軌跡が表示されますが、スピードの出しすぎは事故に直結します。
ここを可視化することでドライバーにスピード出しすぎだよ、と注意ができるようになりました。
「荷物が早く着くのは素晴らしいことだけれども、事故を起こしては元も子もない」
というのがドライバーの共通の認識になりましたね。
良かれと思ってお客様のために頑張り過ぎていた部分が改善できました。
リアルタイムで複数の車両を1つの画面で確認が可能に
Q.現場での使用感はいかがですか?
ドライバーはスマホの電源が落ちていないかなどの確認業務がなくなったのは大きいと思います。通常業務自体にも変更や追加業務ができたわけではないのでストレスなく使えていると思いますね。
また、弊社はスポットの仕事がメインになっているので、案件を受けたタイミングで車がどこにいるかは非常に重要です。
実際にリアルタイムでどこにいるのか、複数の車両を1つの画面で確認ができるのは大きいです。
現在は配車の担当2人が随時にパソコンのモニターで位置情報をチェックしています。
以前は、依頼主様からいつ頃荷物が届くのか、とお問い合わせをいただいた場合、一度電話を切ってドライバーに電話をし、位置を確認した上で再度依頼主様にかけ直すという対応が発生し、時間も手間もかかっていました。
ムーボを導入した現在では問い合わせがあった際、すぐにパソコン上で現在位置が確認できますので、その場でお答えができるようになりました。肌感ではありますが、業務量は三分の二以下になっていると思います。
また、会社入り口前の大画面にも同様に管理画面を映しているので、常に誰でも確認が可能になっています。

▲受付前の大画面には管理画面が映し出されている
あとは、ムーボ・アイ(ドライブレコーダー)で自分の欲しいタイミングの画像の取得ができればいいですね。
ー 画像の取得できます!!笑
あれ、そうなんですか・・?
(・・・使い方講座・・・)
あ、本当だ・・・!
便利ですねこれは、これでもう文句ないです。笑
随時機能更新が行われてアップデートされるのもムーボの強みですよね。
他の会社が出した要望だとしても、アップデートされることで私達もそのメリットを享受できます。
今となってはムーボの動態管理のない業務は考えられません。
欲を言えば、配車台帳や伝票なんかも一元管理できたら最高です。
ー・・・がんばります!笑
シゲタイーエックス様、誠にありがとうございました!